6月16日、水曜日、午前9時。
東京、池袋、
池袋サンシャインシティ。
ワールドインポートマート。
東京は、早朝から、大雨。
なんとか、雨も小降りに。
今日は、全国新酒監評会の
公開きき酒会。
以前は、国税局管轄の
酒類総合研究所がある広島県で
開催されていたものが、
東京、池袋でも開催されるように
なったものです。今年で4回目。
同時併催で、全国日本酒フェアも
開催されます。
東京の皆さん、
これは絶対お得なフェアです。
1,000円で全国の大吟醸の
新酒の入賞酒や金賞受賞酒が
利き放題。
3,000円だと、
全国の日本酒フェアにも入場可能。
全国の蔵元が持ち寄った
自慢のお酒が、飲み放題。
公開利き酒会は、
10時会場を目指して、
左党の皆さんが長蛇の列。
相変わらずの、高い人気です。
関係者ということで、
開会前の様子を
撮影させてもらいました。
入賞酒450点を地域別に
配置してあります。
北信越、東北は人気のエリア。
地区別にその特徴や傾向が
表れていて興味深い。
残念ながら、今年は「菊美人」、
入賞逃しました。捲土重来。
2000年から、福岡国税局の
日本酒鑑定評価委員をしています。
これは、私の酒類審査手帳。
利き酒は1日150点ほどが限界です。
体力勝負。
10cc程度を口に含み、判断します。
当然、はき出します。
飲んでたら、10点くらいで
わからなくなります。
リズムよく利き酒するのがコツ。
私は、4点法で採点します。
中間点が出るのを避けるためです。
お酒を楽しむ皆さんは、是非、
マイナス表現は避けましょう。
時折、試飲会などで辛口の表現を
される方がいますが、
温度を変えたり、
合う料理を考えると、
そのお酒の長所が見えてきます。
美男、美女捜しではないのですから、
その酒の良さを見つけるのが
楽しい利き酒の方法ですね。