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2011年3月アーカイブ

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3月16日、水曜日。午後2時。
久留米市、久留米商工会議所。

九州経済産業局、ジェトロ福岡の主催。
中小企業のための
海外展開勉強会が開催。

弊社の菊美人を中国で売って頂いている
株式会社和醸の山本社長の講演
とともに後半は、
日中人材開発、代表の楊世芬氏の講演。








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楊世芬先生は、
大阪生まれの華僑の方。
津田塾大学、台湾大学大学院、
早稲田大学大学院を経て、
中国、台湾、日本の企業で
活躍されています。

口調は簡潔で、
とても聡明な印象の先生です。

今回の講義は、
「中国人との円滑な
コミュニケーションの取り方」。






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中国人は外見が日本人と
よく似ているということで、
同じ文化という思い込み。

中国人は面子(ミアンツー)を
大切にする人種。

仕事より家族を大切にすること、
リベートの存在、
中国人通訳との付き合い方などなど。

とても興味深く、
有益な講義でした。






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楊世芬先生は東京からの来久。

北京からお見えの、
和醸の山本社長と同様、
久留米は初めてとのこと。
せっかくならご一緒に
久留米のおいしいものをと
お誘いしました。

「庭の鶯」の山口哲生社長、
西吉田酒造の吉田元彦専務も
交えての5人での食事会と
なりました。





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一次会は、
久留米市日吉町の「住みよし」。
菊美人お世話になっているお店。
二次会は、
久留米市東町の「鳥喜」。

いずれの店も筑後、有明海の
珍味が名物のお店。
写真は、鳥喜の若大将が
「めかじゃ」を説明しているところ。

楊先生、引き回してしまいました。
今後ともよろしくお願いします。
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3月16日、午後2時。
久留米市、久留米商工会議所。

九州経済産業局、
ジェトロ福岡の主催で
中小企業のための
海外展開勉強会が開催。

今回の勉強会は、
対中国の輸出をターゲット。









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講師として招聘されたのが、
弊社、菊美人を中国で
取り扱って頂いている
株式会社和醸の山本敬社長。

北京からの来福。
すべてのスケジュールを
調整して出席しました。

講演の内容は、
「中国で日本食品がいつどこで
だれがなにを販売すれば売れるのか」
というもの。





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中国での他国の成功事例を
交えながらの話。
現地で実際に販売されている
山本社長ならではの
説得力のある講義でした。

講演会終了後は、
山本社長を交えての食事会。
おおいに盛り上がりました。










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翌朝は、その日の
北京へのお帰りにもかかわらず、
弊社の蔵にお越し頂きました。

どんな様子で造ってるのか、
また蔵の歴史などしっかり
見て頂けてとても良かった。

写真は左から
西吉田酒造の吉田元彦専務、
株式会社和醸の山本敬社長。

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3月15日、火曜日。
午前8時。

大牟田市、
有明カントリークラブ。

今日は、
「がんばれ大牟田チャリティ
プロアマゴルフ大会」










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今年で14回目。

大牟田の炭坑閉山から
15年が経ちます。

新しいまちづくりのために
元気を出そうと
プロアマのゴルファーの有志で
開催したのが始まりです。













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参加は勿論ですが、
企業として広告協賛も
しています。

参加させて頂いて、
7,8年になります。













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左から、
株式会社ナガノの
永野卓昭社長、
株式会社いなだ豆の
稲田益男氏。
玉名カントリークラブ所属の
岩本和憲プロ。












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プレイ中に、
色んなアドバイスを
プロから頂けるのも
とてもありがたい。

岩本プロは若干25歳。
貴重なアドバイス
ありがとうございました。
ご活躍期待しています。










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今回もプロが60人参加。
パーティに一人プロが
入って頂いての開催です。
総勢240人の大会。

まちづくりのために
プロアマゴルファーが
参加してのチャリティ。



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3月27日、日曜日。
午後4時。

みやま市瀬高町上庄、
八坂神社。
菊美人の蔵から歩いて1分。

桜がとてもきれいで、
毎年花見で賑わう
地元の名所です。









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昨年は、この時期
暖かくて、あっという間に
サクラが咲きました。
私の昨年のブログでは、
六分咲きと書いています。

今年は、お昼間11度程度で、
温度が上がらず
まだまだ冷え込む日が
続いています。








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サクラが咲いたよとの
声も聞こえてきませんから、
様子を見に出かけました。
















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残念ながら、
いまだ二分咲きと
いうところです。

















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来週末あたりが、
見頃でしょうか。

うつくしいもの、
はかないものを
愛でるのは日本人の美学。

こんな時期だから、
素直に「花見」を楽しみたい。
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3月13日、日曜日。
午前11時。

とても良い天気になりました。
今日は、八女市にある
喜多屋の蔵開き。













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家内と長女を連れて
3人で表敬訪問。

菊美人の蔵開きは
2月20日でしたから、
3週間後の蔵開き。
気温もぐっと暖かくなって
春の陽気の中での蔵開き。














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木下茂会長
(木下宏太郎社長のお父上)と
お話しすることが
できました。

蔵開きを始めて、
もう25年以上経つそうです。

うちが今年で8年目ですから
脱帽です。









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会場はごらんのように
大盛況。
ごったがえしています。
みなさん、
おいしいお酒で幸せな顔。

5000名もの
お客様が来訪されているとのこと。











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木下宏太郎社長と
舞台前でのツーショット。

木下社長とは中学・高校の同窓。
彼が一学年下の同窓。
















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蔵の中も案内して
もらいました。

蔵の中に掲げてある
「芳醇爽快」の文字。















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木下社長のご挨拶。
大震災もあり、開催には
悩まれたとのこと。

こういうときだからこそ、
元気に開催しようと決定。

大勢のお客様から
支援の拍手が
湧いていました。









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お客様、社員からの義捐金、
そして企業としても、
売上げの一部を義捐。

40万円以上の義捐金を
送られたとのことです。


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菊美人の蔵においでになる
お客様のほとんどが、
軒先の酒林(さかばやし)に
興味をもたれます。

「一体何?」
「なんて名前だっけ?」
「ハチの巣?」














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名前は「酒林(さかばやし)」。
杉玉、杉の葉、酒箒などとも。

歴史は古くて、
江戸初期に現れた
造り酒屋の目印、看板です。

昔は毎年、新酒ができると
「新酒ができました」との合図に
杜氏たちが
青々とした酒林を造って
造り酒屋の軒に飾りました。










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それが転じて、
いつも軒先に飾って、
「造り酒屋の目印」
となっています。
直径が50㎝近く
ありますので
かなり遠くからでも
人目を引きます。












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今年は、菊美人、
新しい酒林を2つ
造りました。

2月に造ったのですが、
もう杉の葉の先は
茶色くなっていますね。













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玄関先の酒林と、
西の蔵の酒林。

だんだん茶色に
変化していくのも面白い。

蔵に来て頂いた際は、
是非ご覧下さい。

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3月13日、日曜日、
午後2時。

菊美人の蔵から歩いて1分。
矢部川の土手から
瀬高橋を望んだ風景。













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菜の花が満開に
咲きそろいました。

矢部川の土手が黄色で
染まっています。


















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菜の花ばたけに 入り日薄れ
見渡す山の端 かすみ深し
春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて にほひあわし。

小さい頃歌った「おぼろ月夜」を
思い出しました。

山の端(は)は、
山側からの空との境目。
「やまのは」と「やまぎわ」の
違いを思い出しました。
「枕草子」ですね(笑)。






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作詞髙野辰之、
作曲岡野貞一です。

このコンビで、
うさぎ追いしかの山で始まる「故郷」、
「春が来た」、「春の小川」
秋の夕日に照る山で始まる「紅葉」
など数々の名曲を作っています。

矢部川の土手には、
写真のように
「つくしんぼう」を採る
人たちもたくさん。








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菊美人というお酒が、
九州の筑後平野で、
四季の豊かな自然と
共に生かされていることを
殊更ありがたく思います。

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3月10日、木曜日。夕方。
みやま市瀬高町「焼肉の小柳」。
菊美人のお酒がおいてあるお店。

「つくしんぼう」が
料理に出ました。

この「つくしんぼう」、
まさに「ではな」です。










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実は、この「つくしんぼう」の料理、
「焼肉の小柳」のご主人が
この食事会のために、
矢部川の土手に行って、
採ってきてくれたもの。

まだ「つくしんぼう」が小さくて、
集めるのにとても大変だったと
お聞きしました。













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「ごちそう」とは、
何も値段が高いものを
「ごちそう」ということではなくて、
お客様をもてなすために、
材料や食材を求めて
「馳せ走る」ことが
「ご馳走」と
聞いたことがあります。












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まさに、
ご主人が私たちのために
馳せ走ってくれて、
「つくしんぼう」の
「ご馳走」を準備して
下さいました。

ご主人のとても暖かい心遣い。
ありがとうございます。

まだ「つくしんぼう」の
傘も開いていなくて、
苦みも少ない。

菊美人がとてもおいしく頂けました。

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3月10日、木曜日。夕方。

みやま市瀬高町「焼肉の小柳」。
菊美人のお酒がおいてあるお店。
いつも大変お世話になっています。

お肉をいただく前に、
おかみさんお手製の
酒の肴が出ます。
今回は「春尽くし」でした。

これは、新たけのこ。
まだちっちゃくて、レア物。






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これは「ノビル」酢味噌あえ。
地元では、「ぐるぐる」とか
言っています。

球根系の食べ物。
味と食感は
「らっきょう」に似ています。
薬膳料理によく使われます。











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これは、
春ごぼうと菜の花。
おいしさは絶品。
















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最後は「つくしんぼう」。
苦みもなくて、
お酒にとても合いました。
つくしんぼうの話題は
次回に続きます。

常連に出してくれる
おかみさんの手料理は
とてもおいしい。

「焼肉の小柳」
みやま市瀬高町坂田
TEL 0944-63-7154

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3月9日、水曜日。夕方。
福岡市、JR博多駅。

3月12日の九州新幹線開業を
控えて、
一足先にJR博多駅が新装オープン。













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博多駅も
ふだんよりずっと
人出が多い。
















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駅ビルは、探検覚悟で
時間を作らないと
ちょっと立ち寄るくらいでは
とてもどこに何があるんだか
わからないほど。















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2階に上る
エスカレーター。

列車の車輪を
モチーフにしたデザイン。
面白い。













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駅ビルの2階には、
屋外ベランダがあります。

そこからの撮影。

見慣れた風景が、
視点が変わると
新しい風景に見えるのは
おもしろいですね。


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今年で蔵開き8年目に
なりました。

菊美人の蔵開きには、
地元のかまぼこ屋さんに
出店をお願いしています。













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食べて頂くものも、
しっかりとした、いいものを
蔵開きではお出ししたい。

蔵開きの最初の年から
お願いしています。
みやま市瀬高町の
株式会社「吉開のかまぼこ」。

蔵開きで出してもらってる
焼きちくわは評判です。








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先日、その
「吉開のかまぼこ」の
練り物セットを
頂きました。


















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2段重ねの
立派な進物。

















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ところで、
何故こんなにも、
日本酒と練り物って
相性がいいのでしょうか。

日本酒のアテには、
ちくわ・かまぼこは
必要にして十分条件です。











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創業120年。
「吉なるは、しあわせ開く
無添加かまぼこ」。

菊美人との相性は抜群。


R0012429.JPG先日の3月1日、
久留米の鳥喜(とりよし)で、
食事。

「さより」のお刺身を
頂きました。
今年の春の初物です。

その「さより」ネタを
ひとつ思い出しました。










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「さより」は、
春のさかなで、
3月から5月が旬。

「さより」は、
竹魚、細魚、針魚などと書かれ、
字の如く、
ほっそりとスマートな銀白色の魚。

気品の高い優雅な魚です。
北原白秋の歌にも登場しています。







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皆さん、ご存じですか。
北原白秋作詞、
團伊玖磨作曲の童謡。

私と同じ世代以上の方は
聞いたことがあるはずです。












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サヨリは薄い サヨリは細い 
銀の魚サヨリ きらりと光れ。

月夜の川に  だれだれ出てる 
さざ波小波  ちらりとひかれ。

サヨリの家は ま水か塩か
冷たいサヨリ 水の玉はけよ。

サヨリは薄い サヨリは細い
銀の魚サヨリ お姉様に似てる。








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最後のフレーズの
「銀の魚サヨリ お姉さまに似てる」と
あるように、この歌は、
白秋の姉「加代」への思慕の歌。

「加代」は私の曾祖母にあたります。
「さより」の歌は、小さい頃から
「お加代おばあさまの歌」と
教えられていました。

曾祖母「加代」は長命で、
私が中学2年のときまで元気でした。
小さい頃は「お加代おばあさま」の
ひざの上でよく遊んでいました。







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実際に、「お加代おばあさま」は、
とてもふくよかで、
指も「サヨリ」のように
透明で細くて、きれいでした。

柳川の大火の後、
北原一族は東京に上京し、
造り酒屋に嫁に行った、
「お加代」姉さんだけが、
柳川に残りました。

東京で暮らす白秋にとって、
姉「加代」は、
思慕であり憧憬であり故郷で
あったに違いありません。
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3月1日、火曜日。
夕方6時半。

久留米市東町、
西鉄久留米駅近く。
郷土料理「鳥喜(とりよし)」。













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打合せの後の食事会。
「地のさかな」を食べに。





















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旬の「有明海の肴」を
味わうことができます。
特に初夏のエツ料理は
有名なお店。

このお店、
昭和の時代から続く老舗。
筑後の蔵元も
たくさん通う店。

私の父も、同時代の
醸造元と一緒に通いました。

今は、私たちの世代の
蔵元でよく飲みにいく名店。






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熱燗は、ちろりで。
そして、必ず温度計で
温度を計って
絶妙の温燗で
出してくれます。

お酒は、
城島の「花の露」。
熱燗のコップ酒と
特別純米酒を冷やで
頂きました。

これは、春が旬の「さより」。






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これは、
有明海産の地物の
赤貝。

















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最後は、
有明海、小長井産の
「カキ」のフライ。

春の訪れを味覚で堪能。
とても贅沢を
してしまいました。

ごちそうさまでした。

郷土料理「鳥喜(とりよし)」
久留米市東町34-45
TEL 0942-32-0875
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3月2日、水曜日。午後。
福岡市天神、福岡三越。

今日から3月8日まで、
新潟県の鎚起銅器のブランド、
玉川堂(ぎょくせんどう)さんが
来福されると
聞いていましたので
楽しみに行ってきました。










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玉川堂は、「銅」を、
金「鎚」(かなづち)で、
「起」こしながら、
「器」を造っていく、
「鎚起銅器」(ついきどうき)の
老舗。無形文化財。

酒器も味わい深い作品が
いくつもあります。










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銅器の平口の盃です。

写真では大きさがちょっと
わかりにくいのですが、
45CC程度は入ります。

盃の内側は、
錫(すず)をコーティング
してあります。










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手に持つ方の、
盃の柄がなんとも
言えぬほど深みのある色付け。

飲めば飲むほど、
手で持てば持つほど
時とともに更に風合いが
増すと確信。











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ちょっと高かったんですが、
とても気に入りました。

「奇貨居くべし!」
(きか おくべし)
思わず快哉を叫びました。
一目惚れ。

いい盃に育てたいと
思ってます。
3月18日、金曜日。午前11時。

大震災、原発、円高、首都圏での大規模停電
と未だ心配が続きます。

商品の供給不足が九州に住む私たちにも
影響が出てきているようです。
チェーンメールや流言飛語などに惑わされず、
九州に住む私たちは日常をたんたんと過ごすこと。
元気を出していきましょう。

今日からブログ再開します。

江崎俊介
3月17日木曜日、午後1時。
未だなお、行方不明の方が多数。
また、原発も予断を許していません。
日本人の叡智と勇気で乗り切ってほしい。
ただ祈るのみです。

九州の私たちのできることは、
たんたんと日常を過ごすこと。

過剰な自粛で、経済活動や消費活動が
減ることは避けるべきです。
日常とは当然宴会も含みます。
ますます日経平均株価は下がってしまいます。
日本は元気だということを示したい。

父の言葉。
敗戦後の昭和26年、
早稲田大学に入学した父は東京に上京。
新宿の西口や南口には、
傷痍軍人など傷ついた人たちも大勢いたし、
空襲の焼け跡も残っていた。

それでも、日本人は陽気で元気で
目を輝かせて明日への希望で明るかった。

今こそ、元気に明るく生きるとき。

江崎俊介
3月15日、火曜日。19時。
福島第一原子力発電所で、
高濃度の放射能漏れ。

スリーマイル島以上の事態と
海外メディアは伝えています。

東京電力の会見をしている人の
目が宙を泳いでいるのが怖い。

批判を覚悟で言わせて貰うと、それにしても、
阪神淡路大震災のときは、社民党、村山政権。
そして今回は、民主党、管政権。
なぜ、未曾有の国難のときに限って、
亜流の政党なのでしょうか。

阪神淡路大震災の迷走の
轍を踏むのだけは避けてもらいたい。

江崎俊介
3月14日、13時。
万を超える大勢の未だ行方のわからない方達、
そして福島原発の爆発。
阿鼻叫喚の様子がわかるにつれ、
祈ることしかできません。

醸造試験所、青年会議所、組合理事と、
友人である宮城県塩竃市の「浦霞」の佐浦君。
蔵もご家族・社員の皆さんも無事との情報。
なによりもうれしかった。

平和島の倉庫が壊滅、アサヒビールのワインは
出荷未定。メルシャンワインも着日未定。
10日に出荷した菊美人の商品も、
東京に未だ届かず。

東京にいる家内の親族からは、
スーパーには何もなくて、お昼12時に閉店。
インスタントラーメン、乾電池など手配。

阪神淡路大震災のとき、
青年会議所メンバーとしてボランティアで
救済活動に行ったときのことを思い出します。
九州にいる私たちは、
今は、あたふたせずじっと見守るのみ。
もどかしいけれど、何か力になれることを。
江崎俊介
3月13日午前9時。
テレビから流れる映像に涙が出ます。
関東・東北に在住の友人達から
無事のメールが来る度に安堵しています。
九州でこのように日常が送れることがありがたい。
私たちは、過度に自粛することなく、
粛々と生活しなければと思っています。
被災された方々に何かできることを、
少しでも行動していきたい。
江崎俊介
3月11日15時頃、
東日本で大震災・大津波が発生しました。
多くの人々がお亡くなりになったり、
行方不明になられています。
街がまるごと壊滅しているようです。
言葉もありません。たまらなく悲しい。
同業の造り酒屋の状況がとても心配です。
今日は、ブログはお休みします。
江崎俊介
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3月1日、火曜日。
夕方6時。

久留米市、JR久留米駅。

3月12日の
九州新幹線全線開業に向けて、
久留米駅も新しい駅舎。

ロータリーも
だいぶできあがってきました。










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駅構内には、
あと11日の
カウントダウン。

3月12日の開業に合わせて、
久留米市内の酒蔵主催で、
酒イベントも開催。











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改札口は、
新幹線きっぷ売場も
準備ができあがっています。


















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仮設のついたての
奥には、新幹線用の
ダイヤ表。
















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ついたての上から、
のぞき撮り(笑)。

新幹線ホームに
通じる通路が
すでに完成しています。













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ロータリーには、
新しいからくり時計が。

「からくり人形」で有名な
「からくり儀右衛門」こと、
久留米出身の田中久重翁の
「からくり時計」をモチーフ。

一時間ごとに時報と
ともに「からくり時計」
作動するようです。
楽しみが増えました。









R0012427.jpg
さらに「世界一大きいタイヤ」
だそうです。

久留米発祥のタイヤメーカー
ブリジストンの寄贈。

JR久留米駅付近は、
昔から(小学校5年の頃、
全教研に通っていた時代から)、
西鉄久留米付近に比べると
なんともパッとしなかった(笑)。

新幹線開業を機会に、
おおいに発展して貰いたいものですね。
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3月1日、火曜日。
午前10時。

大牟田市、倉永。
私立明光学園高等学校。














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今日は、長女の卒業式。
絶対、私は泣くので、
行くつもりはなかったのですが、
家内から説得されて。

カトリックの女子校。
長女は中学校から。
6年間の長きに亘って
お世話になりました。










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校風も
とても長女には
向いていたみたいで、
おかげですくすくと
育てて頂きました。
感謝です。













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良き友人や先生に
支えられて
代え難い青春時代を
過ごしたようです。














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春からは、
大学生として、
新しい出発。

卒業おめでとう。

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2月28日、月曜日。
夜7時半。

福岡市中央区春吉二丁目。
キャナルシティの近く。

「串かつ屋 あげ升」。















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中学、高校時代の友人が、
香川県高松市からやってきました。

年度末も近づき、更に
月末の月曜日でしたので、
行けるかどうか、
ぎりぎりまで調整。
なんとか駆けつける
ことができました。










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友人は、溝上慶造君。
中学、高校とも寮生で、
同じ釜の飯を食べた仲。

30年以上ぶりの
再会です。













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溝上君は、
ライブハウス「黒船屋」のオーナー。
高松の北浜ALLEY(アリー)という、
トレンドスポットにあります。

全部で八人の同級生が
集まりました。













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左が、溝上慶造君。

中学・高校時代の
思い出に花が咲きました。
皆、30年、時代を遡っての
思い出話。













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菊美人の
「しぼりたて新酒」
「にごり酒」を
持ち込みさせて頂きました。


















R0012362.JPG
アルコール度数が
18度あります。
みんな、
ほどよく酔い始めます。
















R0012367.JPG
まさに、論語の
「友あり、遠方より来たる、
また楽しからずや」です。

ちなみに溝上慶造君は、
下段右から二番目。
三番目は、彼のご子息24歳。
ご子息以外は、皆49歳です。

こうやってみると
うちの同窓、
キャラが濃い(笑)。
P1060246.JPG
2月28日、月曜日。
夕方。

JR博多駅。















P1060247.JPG
まあ、
「男子、三日会わざれば
刮目して見よ」と言いますが、
この最近の博多駅、
三日行かざれば刮目するほど。

どんどん変貌していきます。












R0012315.JPG
コンコースも
明るくなりました。

















R0012316.JPG
3月12日の
九州新幹線の全線開業に
合わせて、
「上を下への大騒ぎ」。















R0012318.JPG
わさもん好き
(新しもん好き)の
九州人にとっては、
まさにお祭りです。














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構内のいつも
どこかで行列が
できています。

並ぶことが嫌いな
九州人が並ぶのですから
よっぽどのこと(笑)。












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今までの駅ビルの
6倍の床面積の商業施設
だそうです。

JR九州の唐池社長は
「駅でなく一つの
まちができた」と
言っていましたが、
まさにその通りですね。










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学生時代よく行った
東急ハンズは九州初お目見え。

天神から撤退した、
丸善も戻ってきました。

映画館もあるし、
消費者層とは縁遠い
おじさんの私も
ドキドキします。









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何と言っても、
熊本ー博多が33分とは、
驚異的な速さ。

福岡大都市圏への一極集中、
人口・消費流出が怖い。

私たちの住むまちも
新幹線は通ったけれど、
通過都市にならないよう、
智恵と工夫の絞りどきです。

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2月24日、木曜日。
午後2時。

福岡市、JR博多駅前。
博多都ホテル。

















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今日は、福岡県の
卸酒販組合の
第58回目の総会。

福岡県には、
酒類卸問屋が全部で50社。
ビール会社や酒造メーカーから
商品を仕入れて、
酒販店、コンビニ、スーパー
などに販売する流通の要。








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58年目の総会ですから、
昭和28年の組合創立。

戦後まもなく、
酒団法(しゅだんぽう)
(「酒類の保全及び
酒類業組合などに
関する法律施行規則」という
やたら名前の長い法律)
の施行とともに組合が
創立されています。







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栢(かや)正一会長の
ご挨拶。


















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総会の司会を
仰せつかりました。

















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この卸酒販組合の
総会の司会は
もう7年ほどやっています。
















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総会後の懇親会。

司会のご褒美でしょう。
懇親会の日本酒は、
菊美人特別純米酒の
スリムボトル。
















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二次会は、
中洲の老舗料亭
「大阪屋」さんに
おじゃましました。















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大阪屋さんでは、
「かなぎ」という
お魚を頂きました。

「こうなご」「いかなご」
などとも呼ばれている魚です。

今の時期、
玄界灘で獲れる
旬のお魚です。

香ばしくて、
とてもおいしい。







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最後は、若女将を
囲んで記念撮影。

若女将は、お酒の学校の
8期生です。

左は、
今泉酒類販売株式会社
今泉三千俊社長。
私の隣は、
全国卸売酒販組合中央会、
塩本昇専務理事。

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2月22日、火曜日。
夕方6時。

みやま市瀬高町JR瀬高駅前、
料亭「正龍館」。














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今日は、私の所属する
瀬高ライオンズクラブと
柳川ライオンズクラブ(LC)
との合同例会。
















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柳川LCは、今年50周年。
瀬高LCは、今年45周年。

瀬高LCのスポンサークラブが
柳川LC。















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年に一度の合同例会。
今年で39回目ですから、
39年もの長きに亘って、
友好を深めています。

写真は、
本年度柳川LC会長、
(有)立花農園社長、(株)御花取締役
立花民雄氏のご挨拶。












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写真は、
本年度瀬高LC会長、
九州システム産業株式会社、
社長、小宮浩義氏のご挨拶。


















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例会のあとは、
70名での懇親会。

お隣のクラブですし、
商圏も同じですから、
知り合いも多く、
その知り合いを通じて
また友好の輪が拡がります。










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乾杯の発声は、
父と同じ歳78歳の
庄山太一郎氏。
ゴルフも現役、
かくしゃくとして
とてもお若い。

本日のお酒は、
わが蔵の
辛口「九州男児」。

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2月22日、火曜日。
午後4時。
 
白秋生家保存会
臨時評議員会の会議終了後。
 
白秋生家と歴史民俗資料館を
散策。
 
北原白秋は造り酒屋の
長男(トンカジョン)でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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造り酒屋当時の、
酒のラベル。
 
北原酒造場の銘柄は、
「潮」と思っていたのですが、
この「鳳凰」もありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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とても興味を惹くものが
ありました。
 
酒蔵の風景の
ミニチュア。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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とても
愛らしく、忠実に、
上手にできあがっています。
 
往年の北原家も
このように酒造りが
盛んだったのでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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白秋生家の中には、
菊美人酒造での
北原白秋の写真も展示してあります。
 
これは、蔵の前での写真。
白秋、加代(白秋の姉)、
白秋の長女、篁子さんなど
一族が写っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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これは、
菊美人の座敷での
白秋を中心にしての、
一族写真。
 
「酒屋には酒屋よけむと
嫁に来しお加代姉さも
ただの古嬬(ふるづま)」と
詠んだ姉、加代の嫁ぎ先、
菊美人に来る度に
白秋は大歓待を
受けています。
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2月22日、火曜日。
午後4時。

白秋生家保存会
臨時評議員会の会議終了後。

柳川はちょうど水門を閉じて、
「水落とし」の週間。

干上がった掘り割りは、
風情はありませんが、
年に一度の大掃除。






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そして、
柳川市は、ひな祭りと
さげもんめぐりのイベントが
始まっています。

柳川の商家をはじめ、至る所で
ひな人形とさげものが
飾られています。













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この時期は、
白秋生家の中にも
お雛様が
飾られているのですね。















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このように
サボ(木靴)を履いた
白秋の写真の隣には、
お雛様。















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家の中に上がる
お帳場先にも、
さげものとともに、
お雛様。















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奥に上がると、
仏間の前にも、
古来ゆかしいひな人形。















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さらに奥のお座敷には、
あふれんばかりの
ひな飾りとさげもん。

圧巻のきれいさ。
一見の価値ありです。

白秋生家の中に
全部で4揃いのひな飾り。

これから一ヶ月、
柳川観光はとても
おすすめです。
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2月22日、火曜日。
午後2時。

柳川市沖ノ端(おきのはた)。
白秋生家の奥にある、
柳川市立歴史民俗資料館。













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今日は、白秋生家保存会の
臨時評議員会。

北原白秋の親族ということで、
今年から父の後を継いで、
評議員となっています。

白秋生家保存会は財団法人。
今回、公益財団法人と
なるための会議。
会計方式や定款の大幅変更
など大変な作業。







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会議終了後は、
資料館を見学。
何度も訪れて、
何度も見ているのですが
白秋に関して、
毎回新しい発見があります。

「いつしかに春の名残と
なりにけり昆布干し場の
たんぽぽの花」








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「寂しさに
秋成がふみ読みさして、
庭に出でたり白菊の花」
















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「毬もちて遊ぶ子どもを
毬もたぬ子ども見ほるる
山桜花」

この3首の色紙いづれも、
当家でも所蔵しています。

白秋は何万も作った
短歌のなかで、
特に気に入ったものを
このようにしたためています。







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白秋は良寛和尚の字を
お手本としています。

とても繊細で
バランスの良い字です。

歌集「雀の卵」の
原本を展示してありました。
白秋が極貧から抜け出した
エポックメイキング的な
本です。
出版社は、弟鉄雄氏が
創業したアルス社。



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2月22日、火曜日。
午前11時。

菊美人の蔵開きの
終わった二日後。

菊美人の蔵から徒歩1分。
矢部川の土手。











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蔵開きの日も
好天に恵まれて日中は15度。

福岡筑後地方は、
急に暖かくなりました。

午前11時の時点で、
外気温は18度。
4月上旬の暖かさ。










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陽気につられて、
枯れ葉の中から、
菜の花がもう咲き始めました。
















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菜の花、
立派に咲いています。

















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三寒四温と言いますから、
本格的な春の訪れまでに、
また寒い日が
やってくるのでしょう。

今年の1月、
特に寒かっただけに
びっくりするほど、
急な春の訪れです。


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1月23日、日曜日。
午前9時。
韓国ソウル、ブンダン地区。
ソウル5日目。本日最終日。

帰路となりました。

韓国は至る所から
空港までリムジンバスが出ています。
ホテルの近くにバス停が。











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15分おきに
出発しますので、便利。

この日の朝も、
とても寒い。
2月のソウルは、
マフラーと手袋は必需品。

ポケットに手をつっこんで、
歩いていると、
道路が凍結していますから
とても危ない。






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ソウルのブンダンから、
バスで80分。
インチョン空港に到着。

カウンターは、
沢山の人が待っています。












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これが、
大韓航空の
スカイパスカード。

タダです。
そしてとても便利。













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このカードがあるだけで、
大勢の待っている人たちを
尻目に、
自動チェックインできます。















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韓国語わからなくても、
お手伝いをしてくれる方が
いますから安心です。



















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荷物を預けるのも
別のカウンターが
ありますから、
所要時間5分で終了。

個人旅行をする方は、
是非カードを
つくりましょう。
本当に便利です。









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ラウンジで、朝食。
カップ麺を頂きました。

「イカちゃんぽん」と
ありますし、
赤くなさそうでしたから。















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あまかった。
やっぱり、赤くて
辛かった(笑)。


















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福岡まで約一時間。
本当にソウルは近い国です。

















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外はまた雪が
降り出しています。

滑走路は、一面の雪。















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機体も凍り付いています。
このくらい慣れっこなのでしょう。
ちょっとの遅れで
出発できました。

今回のソウル出張ブログ
これで終了。
長い連載ブログとなりました。

また、近々ソウルに行きます。
次回も珍道中まちがいなし。
ご期待下さい。






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私らしく、
最後も食事ネタ。

これは、機内食。
行きの機内食もそうですが、
もう何年も同じ食事。

ここまでメニューの
変更がないと、
むしろあっぱれ(笑)。